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遊戯王ルール解説 -タイミングを逃す-

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こんにちは、WingTSKです。  この記事では、おそらく多くのデュエリストが1度は疑問に思ったであろう、遊戯王OCGでの"タイミングを逃す"について解説していきます。 "チェーン"についての理解が必要な部分も多く出てきますので、先に「 チェーンのしくみ 」についての記事も確認していただけると良いかもしれません。 "タイミングを逃す"とは 遊戯王OCGには、カードの効果処理中やチェーンの処理中には、効果を割り込んで発動することはできない、というルールがあります。 チェーンが発生した場合、お互いに発動するカードや効果の確認が終わり、それらのカードや効果の処理を行う段階に入ってから、そのチェーンの処理が終わるまでの間は、新たなカードや効果を発動することはできません。 新たなカードや効果を発動したい場合は、カードの効果やチェーンの処理が終わってから発動する事になります。 誘発効果などの効果が、発動条件をカードの効果処理中やチェーンの処理中に満たした場合、そのタイミングでは発動せず、カードの効果やチェーンの処理が終了したタイミングで発動することになります。 しかし、『このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる』といった発動条件のような、『時~~できる』タイプの発動条件を持つ効果の場合は、その条件を満たしたタイミング、つまり効果処理やチェーンの処理が条件を満たす処理で終わった直後のタイミングでしか発動することができません。 発動条件をカードの効果処理中やチェーンの処理中に満たした場合でも、その後別の処理が入った場合、カードの効果やチェーンの処理が終了したタイミングは、条件を満たすタイミングではなくなっているため、結果的に発動することができません。 このように、 ルール上効果を発動することができないタイミングで発動条件を満たしたがために、結果的に効果を発動することができなくなってしまう現象のことを"タイミングを逃す"と呼びます 。 どの効果が"タイミングを逃す"効果で、どの効果がそうではないのか、それらを見分けるためには、その効果がどういった発動条件を持ち、どういったタイミングで発動できるのかを読み取るこ